
全部やったじゃないか
TL;DR · 由来「全部やってあげたじゃないか(다 해줬잖아)」はメイプルストーリーから出てきた。2023年初めにリブートワールドのシステムをめぐる公平性の問題が持ち上がり、2024年初めにはキューブ確率操作事件が起きた。その後キム・チャンソプ・ディレクターが「リブートワールドが『正常化』されました」と発表したのだが、この「正常化」という単語がそのままミームになった。ユー…
由来
「全部やってあげたじゃないか(다 해줬잖아)」はメイプルストーリーから出てきた。2023年初めにリブートワールドのシステムをめぐる公平性の問題が持ち上がり、2024年初めにはキューブ確率操作事件が起きた。その後キム・チャンソプ・ディレクターが「リブートワールドが『正常化』されました」と発表したのだが、この「正常化」という単語がそのままミームになった。ユーザーが付けたあだ名が「神チャンソプ」で、「다 해줬잖아」は要求をすでに全部聞き入れたという口ぶりを真似た言葉である。
笑いの構造は、嘲笑と称賛が重なっている点にある。表向きはディレクターを神格化する口調を使いながら中身は正反対を指しており、繰り返されるうちにどちらで読むべきか曖昧になった状態そのものがミームの魅力になった。
拡散
決定打は歌だった。制作者インポディクが2024年5月頃からAIで曲を作って投稿し始め、その中の「다 해줬잖아」が大きく当たった。この曲は2024年11月8日午後4時6分頃、YouTube再生1000万回を突破した。ゲームコミュニティのミームがゲームをしない人にまで届いたのは事実上この曲を通してである。
タイトルがメイプルストーリーを特定しない点も拡散に有利だった。「全部やってあげたじゃないか」という文自体は、どのゲームの運営にも、さらにはゲーム外の状況にもそのまま当てはまる。そのため他のゲームコミュニティはもちろん、ゲームと無関係な分野でもパロディが溢れた。
使い方
- 運営や管理者が利用者の要求を無視しながら、すでに全部聞き入れたかのように振る舞う状況を皮肉るとき。
- 自分がしてやったことを誇張する人を真似るとき。
- 「正常化」系の表現とセットで、実際には改善されていない措置を改善と呼ぶ状況を指すとき。
- インポディクの曲をBGMに敷いて、別の対象へ向けたパロディ動画を作るとき。





