
私は王になる相か?
TL;DR · 由来「私が王になる相か」は、2013年9月11日に韓国で公開されたハン・ジェリム監督の時代劇映画『観相』のセリフです。この映画は観客913万人を動員しました。主人公は人の顔から運命を読む観相家キム・ネギョン(ソン・ガンホ)です。その腕を認められて朝鮮の政治の中枢にまで入り込み、そこで出会うのが首陽大君です。イ・ジョンジェが演じた首陽大君は本編開始から一時間ほ…
由来
「私が王になる相か」は、2013年9月11日に韓国で公開されたハン・ジェリム監督の時代劇映画『観相』のセリフです。この映画は観客913万人を動員しました。
主人公は人の顔から運命を読む観相家キム・ネギョン(ソン・ガンホ)です。その腕を認められて朝鮮の政治の中枢にまで入り込み、そこで出会うのが首陽大君です。イ・ジョンジェが演じた首陽大君は本編開始から一時間ほど経って初めて登場しますが、この初登場場面は公開当時から話題でした。癸酉靖難を起こして王位を奪う人物にふさわしく、圧倒的な空気で画面を支配しながら現れます。
問題のセリフは、首陽大君がネギョンに自分の顔を突きつけて問う場面で出ます。ネギョンはその顔にすでに逆賊の相を読み取っており、だからこそ簡単には答えられません。結局は息子を守るために、首陽は王になる相であり後世に残る名君になるだろうと世辞を述べてしまう。この屈服の瞬間が作中で持つ重みは相当なものです。
拡散と使い方
ミームとして使われるとき、その重みはほとんど剝がれ落ちます。残るのは「自分の顔を突き出して大物になる相かと問う構図」だけです。原作の緊張感の代わりに、自己顕示と自虐のあいだを行き来する冗談として消費されるわけです。
具体的な使われ方は次のとおりです。
- 自分の写真や自撮りを上げて「私が○○になる相か」と問う形式
- 「王」の位置に別の目標を入れ替える応用(合格、昇進、優勝など)
- 誰かを持ち上げるときに「君は王になる相だ」
- 時代劇口調を真似て状況を大げさにするとき
セリフの形が複数流通している点も特徴です。短く縮めた形がもっとも広く使われますが、実際の劇中の発話とネット上で定着した形は正確には一致しません。ミームがセリフを短く覚えやすい方向へ削ってきた結果です。





