
ノムヒョプフネヨ
TL;DR · 由来銀行名「농협은행(ノンヒョプ銀行)」が「너무 예쁘네(요)(すごくきれいですね)」のように聞こえる空耳(モンデグリーン)から生まれたミームである。表記は「놈흐옙흐네요」「넘흐옙」などと揺れるが、そもそも聞き違えた音を書き取るものなので、正しい綴りというものがない。広く語られている逸話はコンビニでの出来事だ。外国人の客がコンビニで「ノンヒョプ銀行はどこです…
由来
銀行名「농협은행(ノンヒョプ銀行)」が「너무 예쁘네(요)(すごくきれいですね)」のように聞こえる空耳(モンデグリーン)から生まれたミームである。表記は「놈흐옙흐네요」「넘흐옙」などと揺れるが、そもそも聞き違えた音を書き取るものなので、正しい綴りというものがない。
広く語られている逸話はコンビニでの出来事だ。外国人の客がコンビニで「ノンヒョプ銀行はどこですか?」と尋ねたところ、アルバイトの店員がそれを「すごくきれいですね」と聞き取って照れてしまい、客が同じ質問を繰り返してようやく銀行の場所を尋ねていたのだと気づいた、という話である。つまり聞き違いの向きは「銀行名 → ほめ言葉」であって、その逆ではない。
この逸話の最初の投稿や時期を特定する資料は見つからなかった。複数の媒体やウィキが同じ状況を伝えるものの出所は示しておらず、コミュニティで口伝に広まった話に近い。
拡散
この空耳は他の銀行へ広がって一つの遊びになった。銀行名の発音を意味の通る文にひねる、いわゆる「銀行フラーティング・チャレンジ」がショート動画で流行し、NH農協銀行は「すごくきれい」、IBK企業銀行は「かわいいね」、KB国民銀行は「考えておく」といった文が当てられた。銀行名を並べる曲に合わせて踊る動画の形で回った。
この流行を固めたのは、ほかならぬ銀行側だった。トゥデイコリアの報道によれば、銀行各社は Z 世代がつくったこのミームに好意的に反応し、NH農協銀行は公式 YouTube で「넘흐옙흐댕」といった表記をそのまま用いた。広告業界の媒体も「넘흐옙」を NH農協銀行だけの言葉として押さえたキャンペーン事例として扱った。
企業が自社名の聞き違いをマーケティング資産として引き受けた事例である点が、このミームの特徴だ。普通ブランドは名前が誤って呼ばれるのを正そうとするが、ここでは逆に聞き違えられた側を広告文句に採用した。
用法
- 「すごくきれいですね」を遠回しに言うほめ言葉として
- 面と向かってほめるのが照れくさいときに銀行名を出す冗談として
- 銀行名を文のようにつなげるショート動画のチャレンジとして
- ブランドがミームを逆手に取ったマーケティング事例として言及されるときに
出典
- トゥデイコリア「『すごくきれい農協銀行、かわいいね企業銀行』…Z世代がつくった独特なミームに銀行も『にっこり』」 — 銀行ごとの空耳の文と各行の反応
- バンロンボド「[広告トクトク]見つけた! NH農協銀行だけの特別な一語『넘흐옙』」 — 銀行がこの表現を広告文句に採用した事例
- ナムウィキ「NH농협은행」 — コンビニ逸話の経緯と空耳の説明





