
キム・イェジ
TL;DR · 由来韓国の射撃選手キム・イェジが2024年パリ・オリンピックの前後に海外のインターネットで「ミームスター」になった現象を指す。始まりはオリンピックではなく、それ以前の大会の映像だった。2024年5月、アゼルバイジャンのバクーで行われた国際射撃連盟(ISSF)ワールドカップの25メートルピストルで、キム・イェジは42点を撃って世界新記録を樹立した。話題になった…
由来
韓国の射撃選手キム・イェジが2024年パリ・オリンピックの前後に海外のインターネットで「ミームスター」になった現象を指す。始まりはオリンピックではなく、それ以前の大会の映像だった。
2024年5月、アゼルバイジャンのバクーで行われた国際射撃連盟(ISSF)ワールドカップの25メートルピストルで、キム・イェジは42点を撃って世界新記録を樹立した。話題になったのは記録そのものより、その瞬間の態度である。新記録を出しても喜ぶ様子を見せず、表情を変えないまま銃を下ろす姿が動画で広まり、これが「女戦士」のようだという反応を呼んだ。
パリ・オリンピックでは2024年7月28日、シャトールー射撃センターで行われた女子10メートルエアピストル個人で銀メダルを獲得した。オリンピックの舞台とともに名前が知られると、先に出回っていた世界新記録の映像が改めて大量に再生された。
拡散
決定的な増幅役はイーロン・マスクだった。彼はこの映像を見て、射撃の世界チャンピオンがアクション映画に出たら格好いいだろうとし、「キム・イェジをアクション映画にキャスティングすべきだ。演技は要らない」と書き、この発言が国内外の媒体にそのまま引用された。
海外メディアも相次いで取り上げた。BBC は彼女を「オリンピックで最もクールな選手」として紹介し、TIME をはじめとする媒体が関連の報道を行った。キム・イェジ本人も後のインタビューで、マスクのおかげで射撃が関心を得たという趣旨で述べている。
ミームとして消費された形は対比の構図だった。装備を完璧に整えた無表情のキム・イェジと、普段着で片手をポケットに入れて撃ったトルコのユスフ・ディケチが並べられ、「アクションスター対隠遁の達人」といった形で編集された画像が大量に回った。射撃用の眼鏡といった競技装備がそのままキャラクター設定のように読まれた点も拡散を後押しした。
用法
- 感情を表に出さずに物事を処理する態度のたとえとして
- 実在の人物が創作物の主人公のように見える瞬間を表すときに
- 対照的な二人を並べる「スタイル対決」形式の画像として
- 2024年パリ・オリンピックのネット上の話題を振り返るときの事例として
出典
- 韓国経済「『アクション映画にキャスティングしよう!』…マスクも惚れた射撃キム・イェジ」(2024年7月31日) — イーロン・マスクの発言と話題化の経緯
- 電子新聞「射撃キム・イェジ最後の一発…イーロン・マスク『アクション映画にキャスティングしよう』」(2024年7月31日) — 2024年5月バクー大会の世界新記録映像が話題になった背景
- ナムウィキ「キム・イェジ(射撃)」 — 選手経歴とミーム化の経緯





