
私だけのブラックスワン、あなたを見て一目惚れしました
TL;DR · 由来「私だけのブラックスワン、あなたを見て一目惚れしました」は、ガールグループKISS OF LIFEのメンバー・ナティがデビュー前の練習生時代の出来事を自ら語ったことから始まったミームである。2024年8月19日、ナティは同じチームのジュリーとともにファン向けプラットフォーム「バブル」でボイスライブを行い、そこでこの話を明かした。ナティの説明によれば、練習…
由来
「私だけのブラックスワン、あなたを見て一目惚れしました」は、ガールグループKISS OF LIFEのメンバー・ナティがデビュー前の練習生時代の出来事を自ら語ったことから始まったミームである。2024年8月19日、ナティは同じチームのジュリーとともにファン向けプラットフォーム「バブル」でボイスライブを行い、そこでこの話を明かした。
ナティの説明によれば、練習生時代は誕生日でも練習室に出なければならず、その状況が寂しくてその日だけはオールブラックの装いにメイクまでして出かけたという。会社の前のカフェで飲み物を買い、練習室へ降りようとしたところ、ある男性が走ってきてメモを渡した。メンバーと一緒に開いたメモには「私だけのブラックスワン。初めて見た瞬間から惹かれました」と書かれていた。ナティは2024年11月2日放送のJTBC「知ってるお兄さん」でも、同じ話を自身のあだ名「ブラックスワン」の由来として紹介し、その男性と再び出会うのが怖くて「あの日以来、黒い服を着ていない」と付け加えて笑いを誘った。メモの最後の一文は、伝える記録によっては「あなたを見て一目惚れしました」とも記され、ミームとして定着したのはこちらの形である。
拡散
ライブが終わった直後から、ファンはこの文句を引用句のように使い始めた。ナティ本人もバブルのプロフィールをブラックスワンに変えていじりに乗り、ファンチャンネルがライブの該当部分を切り取って作ったYouTubeショートが数十万回再生を記録し、元のライブを聴いていない人にまで場面が広がった。8月末にはX(旧ツイッター)で好きな相手に向けた大げさな称賛の定型句として定着し、トレンド系ニュースレターがその週の流行表現として取り上げるほどになった。
拡散が速かった理由は、この一文がそのまま穴埋めの型になるからである。黒い服という条件さえ合えば「ブラックスワン」の位置に誰でも入れられ、見知らぬ人から突然受けた告白という設定のおかげで、大げさな愛情表現を気恥ずかしさなく真似できる。9月以降は、アイドルのオールブラック衣装のグラビアを紹介する記事の見出しに「ブラックスワン」が使われる例まで現れた。
使い方
文全体が一つの型として使われる。「私だけのブラックスワン」の後に対象の名前だけを差し替え、後半はそのまま置くので、元の話を知らなくても使うのに支障がない。ただし黒い服という条件はおおむね守られ、その条件をあえて外すときはずれ自体が冗談になる。
- 黒い服を着たアイドルや俳優の写真を上げ、名前だけ入れ替えて「私だけのブラックスワン○○○、あなたを見て一目惚れしました」と書く。
- オールブラックでまとめた自分の写真を上げ、自賛として使う。
- 黒い服のペットや黒い物の写真に付け、対象をわざと的外れにしてひねる。
- 告白の場面を真似るコントで、こそばゆい表現の代表例として引用される。
出典
- スポーツ京郷「キオプ・ナティ『私だけのブラックスワン』告白でいじられ黒と決別」(2024年11月3日) — 2024年11月2日放送のJTBC「知ってるお兄さん」でナティが明かしたメモの文面とあだ名の由来
- ニュースレター「トレンドアワード」#335「みんなが一目惚れしている私だけのブラックスワン」 — 2024年8月19日のライブという発生時点、YouTubeショートとXを通じた拡散経路と用例
- ナムウィキ「ナティ」項目 — バブルでのボイスライブ実施、メモの文面、ミーム化後のプロフィール変更





