
팝 캣
TL;DR · 由来「ポップキャット(Popcat)」は、口を閉じた猫の写真と口を丸く開けた写真を交互に見せ、「ポン」という効果音を付けるミームだ。主役は「オートミール(Oatmeal)」という名の猫で、Twitterユーザー@XavierBFBの飼い猫である。始まりはプライベートな場だった。飼い主のザビエルが、虫に向かってさえずるように鳴くオートミールの動画を友人たちの非…
由来
「ポップキャット(Popcat)」は、口を閉じた猫の写真と口を丸く開けた写真を交互に見せ、「ポン」という効果音を付けるミームだ。主役は「オートミール(Oatmeal)」という名の猫で、Twitterユーザー@XavierBFBの飼い猫である。
始まりはプライベートな場だった。飼い主のザビエルが、虫に向かってさえずるように鳴くオートミールの動画を友人たちの非公開Discordサーバーに投稿し、友人たちがその一場面の口の形を「O」の字に編集してGIFにした。この編集版は2020年10月9日、ザビエルの友人でRedditユーザーのSkettidragonがr/MEOW_IRLに投稿して初めて公開され、1か月で賛成票122にとどまった。
拡散
火がついたのは翌日だ。2020年10月10日、Twitterユーザー@partitiongalが元の写真2枚と編集版を並べて投稿したツイートは、表示回数160万回、リツイート5万7,100回、いいね16万1,600件を記録した。その後iFunnyやTenorのGIFなどに広がり、10月中旬からは歌に合わせて口を開け閉めするよう編集した「大口を開けて歌う猫」の動画がInstagramで流行した。
ミームをゲームにしたのは、英国シェフィールド大学の学生3人だ。レイン・オサリバン、エド・ヘイルズ、フレディ・ヘッペルは2020年12月11日にウェブサイトpopcat.clickを開設した。クリックするたびにオートミールが口を開け、クリック数がアクセスした国のスコアとして積み上がり世界ランキングに載るという単純な仕組みだった。このランキング争いが国対抗戦に発展した。2021年2月10日にブラジルが100万クリックを超え、4月にはフィンランドが欧州ランキングを席巻し、8月12日には五輪での活躍に勢いづいた台湾が1位に立った。続いて反政府デモのさなかにあったタイが1位を奪うなど、台湾・タイ・マレーシアが激しく競り合った。Googleトレンドは2021年の年末まとめで、ポップキャットを「2021年に最も人気のあったゲーム」1位に挙げた。
変形と派生
政治風刺にも使われた。タイではプラユット・チャンオチャ首相の顔を入れたパロディサイトpopyut.clickが作られ、990億回を超えるクリックを集めたが、2021年8月1日に政府によって遮断された。ミームの人気は金融商品にも及び、2022年にはポップキャットを掲げたソラナ基盤のミームコイン「Popcat」が登場し、2024年10月末には1.35ドルで取引された。Know Your Memeには関連動画518本、画像40枚が収録されている。
使い方
- 歌のリズムに合わせて口を開け閉めするオートミールのGIFを付けたリップシンク編集動画
- popcat.clickで所属する国や学校の順位を上げる「クリック戦争」への参加報告
- 驚いたときや言葉を失ったとき、口を開けたオートミール1枚で代弁するリアクション画像
出典
- Know Your Meme「Pop Cat」 — 飼い主@XavierBFBとDiscordの元動画、2020年10月9日のSkettidragonのReddit投稿と賛成票数、10月10日の@partitiongalのツイートの数値、iFunny・Tenorへの拡散と歌のリップシンク形式、台湾・タイ・マレーシアの競争、ミームコイン、収録動画・画像数
- Wikipedia「Popcat」 — 虫に向かって鳴く元動画、シェフィールド大学の学生3人と2020年12月11日のpopcat.click開設、ブラジル・フィンランド・台湾・タイのランキング争いの時期、Googleトレンド2021年人気ゲーム1位、popyut.clickと2021年8月1日の遮断





