
ロマン合格
TL;DR · 由来 出発点はNaverウェブトゥーン『外見至上主義』に登場する組織「ビッグディール」のハン・シヌである。ハン・シヌは作中で「낭만(浪漫)」という語をとりわけ頻繁に口にする人物で、損得ではなく粋と義理を基準に人を判断する。気に入った相手に投げかける「お前、ビッグディールに入れ」という誘いが、このキャラクターの象徴的な台詞だ。 ハン・シヌが本格的に活躍するキム…
由来
出発点はNaverウェブトゥーン『外見至上主義』に登場する組織「ビッグディール」のハン・シヌである。ハン・シヌは作中で「낭만(浪漫)」という語をとりわけ頻繁に口にする人物で、損得ではなく粋と義理を基準に人を判断する。気に入った相手に投げかける「お前、ビッグディールに入れ」という誘いが、このキャラクターの象徴的な台詞だ。
ハン・シヌが本格的に活躍するキム・ギミョン編(302〜318話の区間)で読者の反応が爆発し、この頃からウェブトゥーンのコメント欄に「낭만」を口にする書き込みが溢れ始めた。作中で浪漫の有無を問い合う台詞が交わされる場面が、ミームの語法を固めた。
拡散
初期は文字どおり格好いい場面にだけ「낭만」コメントが付いていた。決定的な変化はその範囲が広がった時点である。合理的に見れば明らかに損なのにあえて険しい道を選ぶ場面、いわゆる間抜けだがインパクトはある行動にまで同じコメントが付き始め、ミームが完成した。
そこに「합격(合格)」という判定語が結び付いた。審査するように「낭만 합격」と宣言する形式は、効率や勝敗ではなく浪漫という別個の基準でその行動を評価するという宣言である。だから結果が失敗でも「낭만 합격」は成立する。この構造のおかげでミームはウェブトゥーンのコメント欄を出て、リーグ・オブ・レジェンドのインベンのようなゲームコミュニティやスポーツ掲示板へ広がった。
用法
- 非効率だが格好いい選択を見たとき — 「낭만 합격」
- 無謀な試みが通ったとき — 結果より試み自体を称える
- 失敗したが姿勢が良かったとき — 敗北を浪漫に換算して認める
- 逆に打算的な選択に対して — 「낭만 불합격」「浪漫がない」
- 相手を認めるとき — 「お前、OOに入れ」を後ろに付ける定型
派生と変種
対になる「낭만 불합격(浪漫不合格)」も併用される。過度に打算的だったり安全すぎたりする選択に浪漫がないと判定する用法で、合格型より皮肉の色が濃い。原作の台詞をそのまま移した「お前、ビッグディールに入れ」は、組織名の位置を差し替えて「お前、OOに入れ」の形で広く使われる。
「낭만」を単独で使う用法も定着し、スポーツでの無謀な挑戦やゲームでの定石外のプレイを指す語になった。この段階では『外見至上主義』を読んでいない層まで使い、元の漢字語としての辞書的意味とも微妙にずれたまま通用している。
出典
- ナムウィキ「낭만」 — 語の原義とネット用法への転用
- ナムウィキ「ハン・シヌ」 — 『外見至上主義』ビッグディール所属の人物、「낭만」の台詞
- ナムウィキ「ハン・シヌ/作中行跡」 — キム・ギミョン編(302〜318話)と「ビッグディールに入れ」の場面
- ナムウィキ「ビッグディール(パク・テジュン・ユニバース)」 — 組織の設定
- リーグ・オブ・レジェンド インベン「낭만ミームは誰が作ったの?」 — ゲームコミュニティへの拡散例





